投資信託 銀行任せダメなたった一つの理由
										地方銀行での投資信託ランキングが話題になっていました。
私も周りの地方銀行の投資信託の売り上げランキングを調べてみると、以下のようになっていました。
- アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース 毎月決裁型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型
 - 日経225ノーロードオープン
 - 次世代通信関連世界株式戦略ファンド(THE 5G)
 - グローバルAIファンド
 - 世界インパクト投資ファンド(資産成長型) (Better World)
 
あまり見慣れないファンドや、5GやAIなどの名前ウケが良いのが並んでいますね。 やはり気になるところなのでしょうか。 ほとんどがアクティブファンドです。
- リアル銀行でおすすめされているファンドっていいのか?
 - ネット証券では何が売れているのか?
 - NISAでは何を目指すべきか
 

ケイ
銀行任せると知らない間に、手数料高いファンドだらけになるよって話
ネット証券のラインキングとの差
とりあえず、先にネット証券口座での月間ランキング(2020年12月)を見てみます。 別に、ネット証券がすべてというわけではありませんが、金融リテラシー高い人はネット証券を多く使っているのは事実です。
- SBIバンガードS&P500
 - eMAXIS slim 全世界株式(オール・カントリー)
 - SBI日本株4.3ブル
 - eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
 - ニッセイ外国株式インデックスファンド
 

ケイ
ランキング5位まで銀行取扱と全くかぶってないですね。。。
ネット証券と銀行との差で大きくわかるのは、銀行側はアクティブファンドが多く、ネット証券はインデックスファンドが多く購入されていることがわかりました。
いかに、銀行側で取り扱っているのはアクティブファンドが多いかがわかります。
銀行お勧めは手数料高い
銀行取扱一位のアライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース 毎月決裁型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型 を例に取ると、申込手数料が2.31% ,信託手数料が純資産総額に対して、1.727%となっているようです。
申し込み手数料、信託手数料共にかなり高めですね。
そもそも、このファンド名前が長いけど、要するにこのようなファンドです。
- 米国成長企業(大手)に投資しますよ
 - 毎月決算(毎月分配)しますよ
 - 為替ヘッジはなしにします
 - 毎月分配型ですが、予想分配金提示タイプですよ
 
組み込み銘柄を確認すると、ナスダック銘柄で60% (マイクロソフト、アルファベット、ユナイテッドヘルス・グループ、アマゾン、フェイスブック、VISAなど)情報技、ヘルスケア、コミュニケーションサービスが多くを占めています。 正直この銘柄だとNASDQ連動型インデックスファンドでよいのではないかと思ってしまいます。
予想分配金提示ってあまり聞きなれないですが、毎月の分配金を基準価格によって決める投資信託です。
従来あった毎月分配型よりも利回りを小さくして、手堅い運用とし元本払いリスクを低く抑えるのが特徴になっています。
この アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース 毎月決裁型(為替ヘッジなし)予想 ファンドのSBI証券でのランキングを確認してみると

私が使っているSBI証券でランキングを確認すると、NISAで販売12位、資金連続流入1位と注目されているファンドということはわかります。 なぜこのファンドが売れているかを考えてみたところ、日本人は分配金を多くもらえると安心するからっていうのはありますね。
ランキングのほかのファンドも「アクティブファンド・銀行側手数料、信託手数料共に高め」がラインナップされています。 分配金を多くもらえるものって本当はNISAには向かないのですが・・・
そもそもNISAには向かないファンド
今回紹介した アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース 毎月決裁型(為替ヘッジなし)予想 のように、毎月決裁型は、分配頻度の高くお金が入ってくる回数が多いので喜びたくなるファンドとなりますが、NISAにはお勧めしません。
- 分配金受け取りにおいてNISA非課税メリットが受けられない可能性あり
 - 受け取った分配金再投資は非課税枠を消費してしまう
 - 複利効果が薄くなってしまう
 
特に複利効果っていうのは人類最大の発明とかの有名なアインシュタインも言っています。
複利は人類による最大の発明だ。知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利息を払う」
アルバート・アインシュタイン

ケイ
NISAでは複利を利用できるようにしてなんぼです!!
人に任せず自分の力で調べることが大事
自分が稼いだお金ってとても大事で、少しでも多く増やしたいっていうのはみんな共通の悩みです。
投資ってなった瞬間に、よくわからないからって普段使っている銀行の言いなりになって「任しておけば安心だ」ってなってしまいがちなんですよね。 別に紹介されているファンドすべてが悪いわけではないですし、少なからずお金が増えることがあるのは事実です。
ただ銀行員は皆さんからのお金を預かり、報酬をもらい生活をしています。 だからこそ、高報酬がもらえるファンドを紹介したがるのは当たり前の話です。
少し前にファイナンシャルプランナーさんに相談した記事も書きました。
ここでも書きましたが、結局は自分で調べて自分のお金を守る力を付けることが一番大事なんですよね。 しっかりとした知識を身につけるために、FP3級を取得することを目指すようにしました。
私はそんなこと苦手だから、SBI証券でインデックスファンドで積み立て放置です

妻

ケイ
結局それが一番確実にお金を複利で積み立ててる最高な方法みたいやで
それでも、考えるのがめんどくさいって人は投信ブロガーが選ぶ人気投信から選ぶのがお勧めです。
- eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)
 - eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
 - eMAXIS Slim先進国株式インデックス
 - ニッセイ外国株式インデックスファンド
 - eMAXIS Slimバランス(9資金均等型)
 

ケイ
あとは、自分が大好きなジンさんが書いている「おさいふプラス」で知識身に付けるのもありですね
